8月1,2週 それぞれにそれぞれを

８月。夏本番。
「もりのわ」の夏休みは、お盆のときだけにしました。
川に入ってあそぶのが気持ちいい季節、
森戸川林道でいっぱいたのしみたいと思っています。


８月のいちばんさいしょは、２回目の海です。


こんなに
海にちゃぷちゃぷ入るのは
はじめて、という子も。
にこにこしています。


みんなといると
心がうごかされるんですね、きっと。




このあと、
ザーッと雨が降ってきたので
早めのお弁当にしました。





雨雲の流れがはやいこと。

林道とはまたちがって、
おおきな空です。



８月の林道。大きい子の木曜日。


いつもみていた
Kくんのみつけた
イラガのまゆが！！

この間に
ガになって飛んでいったのですね。
みたかったなあ。




みんなが
じいっと
みてるのは...



「ちょろりん」
（Tくん曰く）

かわいい名前♪

おなかが大きいね
なにかつかまえて
食べたのかな？


ニホントカゲの子ども



今日も、「たけたけのこ山」に入って、竹をもらいました。

竹の水てっぽう作り。竹にキリで穴をあけるのをやりました。
みんな道具を上手に慎重に使います。

竹の木っ端で、水を汲んでかけっこしたり。　あそびは、いっぱいですね。


大きい子ぐみはさいきん、あそびが盛り上がり
お弁当の時間が
遅くなることもしばしば。


気持ちいい〜♪と、
今日は、お弁当も
川に浸かりながら
食べてました。



翌日。
昨日作った竹の水てっぽうであそびました。

もりのわの子どもたちの分、夏休みであそびにきているお兄ちゃん（小学生）の分、
「みんなにひとつずつ」。つくる数は、昨日子どもたちが相談して決めました。



だんだんコツをつかんで
あそぶ子。
できないとやめる子。

みんながあそぶのを
みてにこにこしている子。

いろいろです♪



実際に、竹の水てっぽうは、水がもれないようにしたりとコツが色々あり、
竹が重かったりと、小さい子にはむずかしいところもあります。

でも、既製品にたよらず、
森のなかであそびを自分たちで作り出すことも大切にしたいと思います。

小さいKTくんが、竹の水てっぽうに石ころを入れて楽しそうです。
あそびはひとつではありません。いいなあ。
後日談：竹が乾燥して、使えなくなってしまいました...若い竹を使用したからです。
熟練していかなくては...



田んぼのお散歩。
稲が大きくなってます。トンボがいっぱい稲の上を飛んでいます。

この日は、
「小さくなってラジオに入って来るね」とIちゃん（私）が、田んぼを出発。
子どもたちは、田んぼでラジオを聴いてます。
「Iちゃんはラジオのなかに入ってますよ〜」と私が話しているとき、
子どもたちは、ラジオにむかって「Iちゃーん」と呼んでいたそうです。
私が帰ってくると、
「僕の声は聞こえた？」「（小さくなって）せまくなかったか」等々、
子どもたちが言っていました。かわいいですね（＾＿＾）



蓮の花が
咲きそうです。


枯れて落ちていた
ハスの葉を持って
水路に水を汲みにいって

ハスの葉に注いで
あそんでました。

お兄ちゃんたちが
お水汲みで
盛り上がるなか、

小さいKTくんは
みつけた小さなカタツムリを
葉っぱのしずくのなかに入れて
ご満悦。

お兄ちゃんたちのやってること
やってみたい♪




大きい子ぐみ、遠足の日。
横須賀市自然・人文博物館に行って来ました。
今の企画展は、「三浦半島のチョウ」。
森戸川林道で出会う生きものたちも数多く展示されています。
時折、訪れたい博物館です。

隣接する横須賀中央公園で、お弁当です。
なんとここは、セミのぬけがらがいっぱいいっぱいありました。
（ここは、「セミのぬけがら公園だね」とみんなが言いました）

セミのぬけがらはここ最近、子どもたちにおはなししたり、みたりしてきました。
これはニイニイゼミ、これはアブラゼミ。こっちがオス、こっちがメス。
などなど、子どもたちとみています。


セミが出て来た穴に
入れてみたり










木にいっぱいくっつけてみたり。

オスとメスと向き合わせて
Kくん「（会えて）よかったね」と
言ってました♪



「ミーンミーン」と言いながらかけっこしたり...
セミの抜け殻ひとつ。小一時間たっぷりあそべる子どもたち。
子どもたちの会話、発想に、ほっこり♪　
子どもたちの時間をたっぷり、のんびり。
そしてじっくり一緒になにかをみつめることを大切に...



今日は、キラキラまぶしい、「おさかなよっこちゃん川原」まで。
Gくん３歳のおたんじょうび会です。
劇は、「ひかりあつめ」（のはらうた）をしました。


7月の
Yくんのおたんじょうび会
以来、子どもたちは、
石のケーキつくりを
よくしていました。

Gくんのケーキ、みんなで
じょうずにパッと作ります。



おたんじょう会おやつはスイカ。スイカわりをして、みんなで食べました。
みんなおいしそうに食べていました。

夏休み、もりのわの子どもたちのお兄ちゃんも混ざって、
「和」がひろがっていきます。

だんだんと。それぞれに。
４月から４ヶ月が経ち、子どもたちが林道になれ、人になれ、
自分からのうごきもしぜんにふえていくのを感じています。

子どものあそびの発想をみていると、ほんとうにすごいなあと思います。
その心を大切にするには、
たっぷりとある子どもの時間と、日々の積み重ね、やりとりの先があってこそ。

子どもそれぞれの気持ちもよく伝わってきて、お話を交わすことから、
その先々で、笑顔にかわる、なんてこともあります。
子どもの時間を見守るなかで、大人の関わりはやっぱり確実にあるのです。
もりのわの子どもたち、それぞれにそれぞれを、この時間のなかに持ち寄って
「もりのわ」の和が育っていきますように。



2012.8.8 湘南ビーチFM「Daily Zushi-Hayama」DJ:森川いつみさん